この雑記帳は?
舞台は現代。
都市化に伴い、自然も少なくなった現代。
目に見えないものを信じる事もほとんどなくなった現代。
しかし、まだまだ田舎なところは存在するわけで。
目に見えないだけで少ないながらにも妖怪たちは生きているわけで。

そんな人や妖怪や神様たちが現代の山で田舎で都会で、何やらやっていく日常のお話。
時々彼らの昔話も交えながら、ゆったりまったりのんびりと、色々な事を書きつけていくのです。

人間と妖怪と神
現代では、妖怪や神など目に見えないものを信じる人が少なくなるにつれて
人と妖怪の交流もまた少なくなってしまった。
そして遥か昔は霊力の無い人間でも普通に見られたらしいが、
今は見える人間はごく一部の人間となってしまっている。
妖怪の方もまた、都会が進出し昔に比べ自然も少なくなり、森羅万象の力を得られず衰えているのが現状。
神においては、神社や寺で今でも祀られ、信仰されている。


地理

霊白学園(タマシロガクエン)
弓月たちが通う中高エレベーター式学校。
すずらんが沢山咲く綺麗な庭がある。スズランのように美しく純粋に、そして自分を守りなさい、と。
増設を繰り返したので、かなり迷路みたいになっている。

三妖山(サンヨウザン)
古くから妖怪、神が棲むと言われている3つの山をまとめた名称。
【辻山(ツジヤマ)】強い風がよく吹き荒れるという。学園の近くにある。
【鬼山(オニヤマ)】鬼がよく姿を現したという。
【桜山(サクラヤマ)】山桜が綺麗な事で有名な山。

氷花神社(ヒョウカジンジャ)
氷刀(ヒョウトウ)を祀る神社。しかし今は刀の周りにしめ縄で結界が張られている。
海にぽつんと浮かぶ小さな島に社が建てられており、陸と島は紅い橋で結ばれている。

霊白八幡神社(タマシロハチマンジンジャ)
乱兎の実家。絵で表したような田舎なので、そのぶん人々の信仰も篤い。
地元の村の人たちの初詣出はココで決まり★
因みに主祭神は武神(弓矢神)の八幡神(ヤハタノカミ/ハチマンジン)。
山祗神社(ヤマヅミジンジャ)
辻山の山奥にある神社。
若干近寄りがたい雰囲気を醸し出す、山の木々に囲まれ古い神社である。
大山津見神を主祭神とする。
因みに大山津見神は山と海を司る神。
神社の境内には湖があり、知られざる地元のスポットとなっている。